tamari architects

パタパタフロシキ

2023 exhibition exterior products

Wedding Park 2100、未来の結婚式をテーマにアーティストやクリエイターが提案する、展覧会の作品のひとつである。
"Parkになろう"というサブテーマをもとに、結婚式の受付として気軽に運び、原っぱでさっと広げられるようなファニチャーを提案した。

このフロシキは桜の下で集うお花見のように、場所取りから楽しみ、宴もたけなわまでゆっくり過ごすことができる。
また折りたたんだり広げることでいろいろなパターンに展開し、
立てるとお花で彩られた” レセプション”として使え、
寝かすとみんながお喋りできる待ち合いの” ベンチ” に、
式のあとに余韻を楽しむ”リクライニング” になる。
その場の雰囲気に合わせて形をつくり、自由に過ごすファニチャーを目指している。
什器は9mmの合板を布で繋ぎ合わせており、4つ折サイズまでたたむことができる。
脚と天板をボルトどめし、穴の空いた部分に植栽やワインを入れたポッドを好きな場所にさせる仕様とした。

location: Tokyo , Osaka

year: Mar.2023

type: Art work

collaboration: iei (wood work), 園園 (gardener)

photo: Yosuke Ohtake (no.1-no.6, no.8-no.12)